My Story
From Childhood Struggles to Life in a Children’s Home
貧困シングルマザーの家庭に生まれたMoto Garciaは、母親が夜の仕事をしていた影響で、一人で家にいることが多かった。小学校3〜4年生の頃には不登校となり、段ボールやロウソクを使っての生活も経験した。小学校時代には非行に走り、学校に迷惑をかけたことをきっかけに、精神科での定期的なカウンセリングと診断が始まった。小学校高学年の頃には、数回児童相談所の一時保護所に滞在し、その後、生活拠点を児童養護施設に移された。母親と強制的に離れ離れにされ、その後数年間は、親に会うことすら許されなかった。
From a Children’s Home to High School Graduation
東京都にある児童養護施設で5年以上生活。施設内での虐待や、学校での施設出身者としての仲間外れをきっかけに、さらに非行に走るようになる。中学校での成績はほぼオール1で、高校受験時の偏差値も30台。入学できる高校はほとんどなかったが、奇跡的に二次募集をしていた工業高校に入学する。高校入学後も、テスト用紙を教師の目の前で破る問題行動を繰り返し、付き合っていた女性の家に匿ってもらいながら、数ヶ月間学校に行かず、警察沙汰となり退学の危機に陥ることもあった。その後、児童養護施設でも手に負えない問題児として追い出される。施設退所後、なんとか理解ある高校の担任のおかげでギリギリ卒業することができたが、卒業式には参加できなかった。
Reinventing My Life: Moving to the U.S.
高校卒業後に結婚し、離婚を経験。離婚、子供を児童相談所に奪われたことから、うつ状態となり、自殺を考えるまでに追い詰められた。しかし、親友のサポートを受け、自分の人生をやり直すことを決意する。
弱者が這い上がることが難しく、弱者だけが虐げられる社会に不満を抱くようになり、日本ではなくアメリカで人生を変えることに決める。1年間、朝から夜中まで働いて貯金を貯め、日本社会のシステムへの憎しみを胸に、アメリカでの留学をスタートさせた。
Pursuing Education in the U.S. with No English Skills
英語力ゼロで留学し、カリフォルニアにあるESLで一番下のクラスからスタート。英語力向上のためアメリカ人と仲良くなることを決意。4ヶ月のESLで英検準2級と2級にダブル合格し、コミュニティカレッジへ進学。1年間勉強漬けで高GPAを取得し、卒業を待たず編入を目指すことにした。お金がなくメキシコに移住して貯金をしながらBig 10スクールに編入。仕事と勉強を両立しながら大学を卒業。そしてさらに上を目指して大学院受験に挑むことを決めた。
From Japan to the Ivy League and Beyond
卒業大学よりも更に上を目指すため、Ivyリーグスクール3校に出願し、全て合格。ドリームスクールである、ハーバード大学院に進学。リーダーシップ、起業家、テクノロジープログラムを集中的に取り、2024年無事卒業し、アメリカ、メキシコ、ペルーの3拠点生活再スタート。複数スタートアップ立ち上げ、社会起業家としてLow-income family、Foster care、犯罪率の高い地域出身者のサポートを中南米で開始。